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会計事務所でどのような仕事をしたいのか?希望に合った事務所を探そう

投稿日:2024年02月07日

会計事務所(または税理士事務所、税理士法人)の仕事は、税務申告を基本としてさまざまな業務があります。そして規模や経営方針により、仕事のやり方や得意とする業務、分野などが異なり、特徴があります。

このブログでは、会計事務所や税理士事務所、税理士法人(以下、会計事務所)を一般的な特徴で分類して紹介します。採用応募の際に、どの会計事務所を選ぶかの参考にしてください。

 

1.会計事務所にもさまざまな特徴がある

一般的には、以下のような特徴の会計事務所があります。

・規模が大きい大手の会計事務所

・税務申告を数多くこなすスタイルの会計事務所

・法人を中心に、顧問契約を結び、年間を通した支援(経営助言や節税提案など)を重視するスタイルの会計事務所

・専門分野に特化している会計事務所

 

規模が大きい会計事務所は、スタッフの数が多くさまざまな業務に対応しています。大手の法人のお客様も多いため、仕事は何人かでチームを組むことが多くなります。

税務申告を数多くこなすスタイルの会計事務所は、個人事業主や中小・零細企業のお客様が多いのが特徴です。会計事務所の基本的な業務である確定申告を数多くこなすスタイルで、低価格で確定申告を依頼したい、ちょっとした相談をしたいという客先のニーズに応えています。

顧問契約を結び年間を通した支援を重視するスタイルの会計事務所は、確定申告だけでなく、資金調達支援や経営相談、節税提案など、年間を通して支援していくことを重視しています。客先とコミュニケーションをとる時間が多くなるでしょう。

専門分野に特化している会計事務所は、例えば相続税申告・相続対策や不動産関連の税制、事業承継などの業務に詳しい、特定の業種に特化している、国際税務に強い、などの特徴を持つ事務所です。

これらの特徴は、明確に分類されるのではなくそれぞれの特徴が合わさっていることも多くあります。例えば顧問契約の中で、資産税関係のアドバイスをすることは一般的によくあるケースです。強みをどこにおいているかを確認してみるとよいでしょう。

2.会計事務所でどのような仕事をしたいか考えてみよう

会計事務所の特徴により、スタッフの仕事の仕方、内容も異なります。応募の際には、どのような仕事をしたいか考えてみましょう。

規模が大きい大手の会計事務所では、お客様も規模を問わず数多く、さまざまな業務に携われる可能性が増えます。しかし組織で仕事をするため、スタッフは業務の一部分のみを担当し、なかなか全体像が把握しにくく、すべての仕事を任せられる時期が遅い可能性があります。

税務申告を数多くこなすスタイルの会計事務所では、税務申告には精通しますが、その他の業務やお客様と深くコミュニケーションをとる機会が少なくなる可能性があります。

顧問契約を結ぶお客様が多い会計事務所では、確定申告だけでなく金融機関との交渉、節税提案などさまざまな業務を経験できるでしょう。大手とは異なり、お客様をひとりのスタッフで担当し、一連の業務を所長や上長から教えてもらえます。

大変であり客先の量はこなせない可能性はありますが、全体像を把握して、会計事務所の一連の業務を早く覚えられます。お客様とのコミュニケーションが大切になるとともに、お客様に喜ばれてやりがいを感じる機会も多いのではないでしょうか。

専門分野に特化している会計事務所では、資産税など、その事務所で特化している業務や業種に詳しくなれるでしょう。

3.まとめ | やりたい仕事が叶えられる事務所を探そう

このように会計事務所にはさまざまな特徴があります。応募の際には、会計事務所でどのような仕事をしていきたいか、そしてそれを早く実現できそうかという視点を持つことがおすすめです。応募者が希望する、一般的な内容は例えば以下のとおりです。

・大企業の案件に携わりたい

・お客様に節税案などを提案して喜ばれたい

・お客様の経営上の相談相手となり、成長を支援したい

・税理士費用をかけられない個人事業主を極力サポートしたい

・決まった業務を淡々と数多くこなしていきたい

・個人の税務申告を数多くこなしたい

・資産税の分野に特化したい

給与面などの待遇も大切ですが、キャリア形成のためには、やりたい仕事の希望を叶えられる会計事務所を選ぶとよいのではないでしょうか。

丸山会計事務所では法人向けのコンサルティング、個人向けの不動産コンサルティングを始めとして、確定申告だけではなくお客様に寄り添った提案型のサービス提供を得意としています。仕事内容に興味のある方は、ホームページの採用情報をぜひご覧ください。

この記事の監修

丸山会計事務所 税理士 代表 丸山和秀

税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)

税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。

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