人が成長すれば、会社も成長する──MGで見えた未来へのヒント

投稿日:2025年05月27日

先日社内MGを開催しました。

先日、社内で2日間にわたりMG(マネジメントゲーム)研修を行いました。最初は緊張していたメンバーたちも、次第に笑顔が広がり、会場全体が温かな空気に包まれていく様子がとても印象的でした。

今回の記事では、MGを通じて感じた”人の成長が会社を成長させる”という確信と、その可能性についてお伝えします。

MG(マネジメントゲーム)とは?

MGとは、西順一郎氏が開発した、経営を体験しながら学ぶ研修プログラムです。実際に会社経営を模擬体験し、商品仕入れ、製造、販売、資金繰りまでをリアルにシミュレーションします。

西氏はMGにおいて「成績<期数<交流」という考え方を重視しています。単なる勝敗ではなく、たくさん経験を積み、多くの仲間と交流する中で学びを深めることが本質なのです。

MGが社員教育に効果的な理由は、机上の知識ではなく”自分ごと”として経営を体感できる点にあります。

※企業方程式:PQ=VQ+F+G

この『企業方程式』は、MGの根幹をなす考え方です。売上(PQ)は、変動費(VQ)、固定費(F)、利益(G)に分解でき、これを体験しながら深く理解していきます。

実際にやって感じた、MGの効果とは?

今回の社内MGでは、驚くほど自然に社員同士のコミュニケーションが活性化しました。特に印象的だったのは、新卒社員が積極的に先輩社員に質問し、先輩たちもそれに親身に答える場面がたくさん見られたことです。

普段あまり話す機会がなかったメンバー同士も、自然と協力し合い、助け合う姿勢が生まれました。新卒社員からは「最初は不安だったが、先輩たちのサポートで安心して参加できた」「知らないことを素直に聞ける環境が嬉しかった」という感想が寄せられました。

また、ゲームを通じて数字への意識が高まり、利益を生み出す難しさや、在庫管理、資金繰りの重要性を体感しました。「在庫を持ちすぎると資金が回らない」「戦略的に行動しないと赤字になる」というリアルな気づきがあったという声も多くありました。

何よりも印象的だったのは、”自分で考え、自分で決める”という主体性が育まれたことです。一人ひとりが経営者視点を持ち、判断と行動を繰り返す中で、確かな成長が感じられました。

人の成長が、会社を変える

社員一人ひとりが経営を学び、視野を広げることで、会社全体のエネルギーが変わり始めます。日々の業務でも「今、会社にとって何がベストか」を考える力が育ち、小さな改善提案が自然と生まれるようになりました。

社員からは、「損益を意識して行動する習慣がついた」「今後の仕事の取り組み方が変わりそう」という前向きな声が上がりました。成果はすぐに数値に表れるものではありませんが、社員の表情やチームの一体感から、確実に”成長の芽”が育っていることを実感しています。

今後に向けて──MGを継続する意味

今回のMG体験を通じて感じたのは、教育は会社への最大の投資だということです。人が育てば、必ず会社も強くなります。

これからもMGを定期的に開催し、社員一人ひとりの成長をサポートしていきたいと考えています。そして、仲間との交流を大切にしながら、強く、温かい組織をつくっていきます。

まとめ

MGがもたらすのは、単なる経営知識ではありません。人と人とのつながりの中で、経営を”自分ごと”として捉え、成長していく力です。

これからも”人が成長すれば、会社も成長する”という信念のもと、学びと挑戦を続けていきます。

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この記事の監修

丸山会計事務所 税理士 代表 丸山和秀

税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)

税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。

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