中堅・中小企業の成長を支援!賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金 第3次公募

投稿日:2025年03月27日

中堅・中小企業が抱える経営課題のひとつに、設備投資や業務効率化があります。

これらの課題を解決するための支援策として、「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」があります。 

この補助金は、企業の成長を後押しし、生産性向上と従業員の賃金引き上げを実現するために非常に有効です。 

本記事では、この補助金の内容、申請の際の注意点を具体例を交えて説明します。 

1.第3次公募大規模成長投資補助金とは 

第3次公募大規模成長投資補助金とは

「第3次公募大規模成長投資補助金」は、成長が期待される企業に対し、設備投資や研究開発などの支援を行う国の補助金です。

この補助金は、企業が新たな事業展開を図るために必要な資金を提供することを目的としています。

対象となるのは、革新的な技術を活用した事業や雇用創出を目指す企業で、一定の規模や条件を満たすことが求められます。

申請には、事業計画書や必要書類の提出が必須となります。

2.申請要件と採択基準 

申請要件と採択基準

申請要件 

申請の要件は以下の通りです。 

投資額: 申請事業は、補助対象経費(外注費や専門家経費を除く)として10億円以上の投資額が必要です 。

賃上げ要件: 補助事業終了後の3年間、従業員1人当たりの給与支給総額の年平均上昇率が、全国の過去3年間の最低賃金年平均上昇率4.5%以上であることが求められます​。  

補助対象者: 常時使用する従業員数が2,000人以下の中堅・中小企業が対象で、コンソーシアム形式での共同申請も可能です​ 。 

補助金額と補助率: 補助金の上限額は最大50億円で、補助率は1/3以内です 。 

これらの要件を満たすことで、申請が可能となりますが、詳細な条件や必要書類については公式要項をご確認ください。 

公募要項:https://seichotoushi-hojo.jp/assets/pdf/outline_3ji.pdf 

採択基準 

以下のように企業の経営力や事業戦略の具体性が評価され、補助事業の実現可能性も審査の対象となります。

また、費用対効果やシナジー効果も重要な要素です。 

経営力: 企業の成長ビジョンや賃上げ計画の具体性、そして事業戦略の実現可能性が重視されます。企業全体の成長を見据えた長期的な計画が評価されます。

事業戦略: 補助事業が企業の成長戦略にどのように貢献するか、また市場や顧客動向をどれだけ踏まえた戦略が立てられているかが審査されます。特に、補助事業が企業の売上や生産性向上にどうつながるかが重要です。 

実行可能性: 事業の遂行体制や財務状況が評価され、実現可能な計画が求められます。特に、事業のリスク管理や人材確保、設備投資の計画などが明確であることが求められます。 

費用対効果: 投資規模とその効果が適切であるか、またどれだけ効率的に成長を実現するかが重視されます。事業計画が具体的かつ実行可能であることが評価のポイントとなります。 

これらの要件と基準を満たすことで、補助金の採択が期待できるため、事前にしっかりと準備を整えておくことが重要です。 

3.申請方法と手続きの流れ 

申請方法と手続きの流れ

「申請方法と手続きの流れ」では、補助金の申請手順を明確に説明します。

まず、申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得が必須です。

IDの発行には通常2週間程度かかるため、早めに手続きを行いましょう。

申請書類は電子申請で提出し、必要書類を漏れなく準備することが重要です。

申請期間は令和7年3月10日から4月28日までで、期日を厳守する必要があります。

提出後、事務局による審査が行われ、審査結果は6月下旬に発表されます。

交付決定後、補助事業の開始が可能になります。 

4. 支援内容と補助金の活用方法  

支援内容と補助金の活用方法

「支援内容と補助金の活用方法」では、補助金の具体的な支援内容を紹介します。

最大50億円の補助金が支給され、補助率は1/3以内です。

これにより、設備投資や研究開発、新拠点の設立など、大規模な成長投資が可能となります。 

具体的には、以下のような場面の活用が想定されています。 

 最先端設備の導入: 生産性向上を目指す企業に対し、最新の機械設備や省力化設備の購入が支援されます。例えば、製造業では自動化設備を導入し、作業の効率化とコスト削減を実現できます​。 

 新拠点の設立や増築: 事業拡大を目指す企業には、工場や倉庫、販売拠点の新設や増築が支援されます。これにより、事業の規模拡大と地域雇用の創出が期待されます​。 

情報システムの構築: ソフトウェアの購入やシステムの構築が可能で、例えば、業務の効率化やデータ管理の強化を目的としたITシステムの導入に利用できます​。 

5. よくある質問(FAQ) 

よくある質問

Q: 申請期間はいつですか? 
A: 公募期間は令和7年3月10日から4月28日までです。 

申請期限を厳守しましょう! 

Q: 申請に必要なものは何ですか? 
A: 申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要です。 

ID発行には2週間ほどかかるため、早めに手続きを行いましょう。 

Q: 申請書類に不備があった場合、どうなりますか? 
A: 申請書類に不備があった場合、審査に影響を与える可能性があります。 

事前にしっかりと確認しましょう。 

Q: 審査結果はいつ発表されますか? 
A: 審査結果は令和7年6月下旬に発表され、交付決定後に補助事業が開始できます。 

Q: 補助金はどのように活用できますか? 
A: 設備投資、研究開発、新拠点の設立、ソフトウェアの導入など、さまざまな事業活動に活用できます。 

6. まとめ 

まとめ

「第3次公募大規模成長投資補助金」は、中堅・中小企業が成長を加速させるために必要な資金支援を提供する重要な制度です。

この補助金を活用することで、企業は設備投資や事業拡大、雇用創出に取り組み、持続的な成長を目指すことができます。 

補助金申請の要点や重要な手続き、審査基準などは以下がポイントとなります。 

  申請要件 

  • 投資額は10億円以上(外注費や専門家経費は除く)。 
  • 賃上げ要件として、従業員1人当たりの給与が年平均4.5%以上の増加が必要。 
  • 常時使用する従業員が2,000人以下の中堅・中小企業が対象。 

  申請方法と手続き 

  • 申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要。 
  • 申請書類は電子申請で提出、期日は4月28日まで。 
  • 申請後、審査結果は6月下旬に発表。 

  採択基準 

  • 経営力や事業戦略の具体性、実行可能性が重視される。 
  • 費用対効果やシナジー効果も重要な評価ポイント。 
  • 成長ビジョンや賃上げ計画の詳細な提示が求められる。 

  支援内容と活用方法 

  • 最大50億円の補助金が支給され、補助率は1/3以内。 
  • 最先端の機械や省力化設備の導入、工場や倉庫の新設・増築が支援対象。 
  • ソフトウェア購入や情報システムの構築にも利用可能。 

  よくある質問(FAQ) 

  • 公募期間は3月10日から4月28日まで。 
  • 申請に必要な「GビズIDプライムアカウント」の取得には時間がかかるため、早めに手続きを行うことが推奨される。 

第3次公募大規模成長投資補助金は、企業が成長するための強力なサポートを提供します。

特に、設備投資や新規事業の立ち上げ、賃上げの実現に向けた支援は、企業の競争力向上と地域経済の発展に寄与します。

申請の際は、投資額や賃上げ目標を達成するための明確な計画が求められます。

また、申請手続きは慎重に進める必要があり、必要な書類を揃えて早期に申請を行うことが成功の鍵となります。 

本補助金は、単に資金を提供するだけでなく、企業の成長を加速させるための大きなチャンスです。

特に、設備の最新化や事業拡大を目指している企業にとって、非常に魅力的な選択肢となります。

成功するためには、申請要件をしっかりと把握し、審査基準を満たす事業計画を立てることが不可欠です。 



この記事の監修

丸山会計事務所 税理士 代表 丸山和秀

税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)

税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。

まずは事業継承について
詳しく話をきいてみたい

対面はもちろん、
オンラインのご相談も承ります!

簡単なご質問からでもお気軽に

無料相談は
こちらから!
TOP

×