粗利×販売個数=MQ会計!経営者が絶対に身につけたい利益管理の基本
投稿日:2025年05月09日
経営者が数字を把握する際、売上や最終利益だけに目を向けがちです。
しかし、それだけでは本当の課題やチャンスを見逃してしまいます。
そこで役立つのが、MQ会計です。
「M」は粗利(売上から変動費を引いた利益)、「Q」は販売個数を指します。
この2つを掛け合わせた数字(MQ)が、会社の経営体力を表します。
例えば、売上1,000万円でも粗利額が100万円の場合と、売上500万円で粗利額250万円の場合。
単純に売上高だけを見ても、どちらが健全かは判断できません。
個数(Q)を意識することで、「どの商品が、どれだけ利益に貢献しているか」が明確になります。
これにより、戦略的に売るべき商品やサービスが見えてきます。
まずは、自社の商品別に「1個あたりの粗利」と「販売個数」を出してみましょう。
シンプルな管理から始めることで、経営の見える化が一歩進みます。
次回は、なぜ売れても儲からない会社が生まれるのか?を深堀りしていきます!
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この記事の監修

税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)
税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。