会計の知識は使ってこそ意味がある!MQ会計で身につける“判断力”とは?
投稿日:2025年07月11日
会計の勉強で得られるのは“知識”だけでいいのか?
「簿記や会計の勉強はしてるけど、実際の経営にどう活かせばいいか分からない…」 そんな風に感じたことはありませんか?これは、多くの税理士試験の受験生や経理担当者が一度は通る道です。
会計の勉強で身につくのは、主に「知識」です。 例えば、仕訳のルール、損益計算書や貸借対照表の読み方、税法の条文や計算方法など、インプットが中心です。
でも、実際の経営において必要なのは、「知識」だけではなく、「どう判断し、どう行動するか」という“判断力”なんです。
そこで登場するのが「MQ会計」。 これは、単なる会計手法ではなく、“経営判断力”を養うための強力なツールです。
MG、MQ会計で得られる「知識の使い方」
私は税理士としてある程度の会計知識を持っていた状態で、MG、MQ会計に出会いました。
最初に感じたのは、「あ、勉強してきたこの知識って、こうやって使うんだ!」という驚きです。
仕訳や財務諸表の読み方を学んでも、「実際の経営でどう活かすのか?」は意外とわからないもの。 でも、MQ会計はそれを“体験して、見える化”してくれるんです。
「売上は、売る数×単価」「粗利は、1個あたりの儲け×販売数」 こうしたシンプルな数式が、経営の判断材料になります。
MQ会計は「数字の構成要素」から学べる
会計の知識がない経営者さんが、MQ会計に出会うことも多いです。 そうした方々が最初に驚くのが、「数字の構成要素」への気づきです。
・売上 = 売る数 × 単価
・粗利 = 1個あたりの利益 × 販売数量
こうした基本を知ることで、「ああ、だから売上が増えないのか」「この利益率じゃ、どんなに売っても赤字だな」といった具体的な判断ができるようになります。
簿記の勉強をしている受験生であれば、こうした構造は理解しているはずです。
だけど、そういう知識を使う現場に出ることがないと思います。
そして、その知識を活かして、実務に役立てられるのがMG、MQ会計の最大の魅力です。
「知識」×「判断力」で経営の意思決定ができる
MG、MQ会計を学ぶと、数字から「次の行動」を判断できるようになります。
例えば、
・「この商品を月に100個売るには、営業マンが何人必要?」
・「この売上目標を達成するには、いつから採用活動を始める?」
・「新商品を投入するには、どれくらいのコストと時間が必要?」
こうした問いに、自信を持って逆算して答えられるようになります。
会計知識があることで、計画の実現性を冷静に見極める“現実的な目”も養われるんです。
経営の基本は「人」から始まる
昔から「人→物→金」と言われています。 MQ会計を学んで改めて思ったのは、「やっぱり人が一番大事なんだな」ということ。
・人がいて、
・必要な物が決まり、
・お客様に価値を提供できる
・結果としてお金が回ってくる
この順序が逆になると、経営はうまくいかなくなります。
お金から追いかけると、「どうやってもうけるか?」ばかりを考えてしまい、本質を見失いがちです。 でも、価値ある商品やサービスを提供する仕組みを作れば、利益は自然とついてくる。
MQ会計は、こうした“経営の根本的な考え方”を教えてくれるのです。
まとめ:MQ会計で知識が「生きた武器」になる
簿記や会計の知識は、あくまで「素材」です。 それをどう調理して、経営に役立てるかが重要です。
MQ会計を学ぶことで、その知識が「判断力」として活用できるようになります。
・数字の意味を理解する
・目標を立てて、行動に落とし込む
・人・物・金のバランスを考える
こうしたスキルを身につけることで、会計の知識が試験のためのものではなく、実務で役立つ「生きたツール」になるんです。
受験生の皆さんも、経営者の皆さんも、「MG、MQ会計」を通じて、自分の知識を“経営の武器”に変えてみませんか?
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この記事の監修

税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)
税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。