「税務署のAI」はもう、あなたの隠し事を見抜いている?
投稿日:2026年05月08日
朝4時起きの名古屋の税理士丸山です。

~次世代システム「KSK2」始動で変わる、これからの税務対策~
「丸山先生、最近の税務調査って、なんだかピンポイントで痛いところを突いてきませんか?」
先日、名古屋市内で不動産賃貸業を営むオーナー様から、不安そうな顔でこんな相談を受けました。その予感、実は正しいかもしれません。
今、国税当局の内部では、四半世紀に一度の「大革命」が起きています。その名も次世代国税総合管理システム「KSK2」。今年の9月、ついにそのベールを脱ぎます。
今回は、AIが主役となるこれからの税務調査において、私たちオーナーや経営者がどう立ち振る舞うべきか、実務家視点でお話しします。
「縦割り」の壁が消え、すべてが筒抜けになる日
これまでの税務調査は、いわば「担当部署ごとのバトンリレー」でした。
法人の調査なら法人税の担当者が、個人の調査なら所得税の担当者が、それぞれの範囲内で資料を見ていたのです。
しかし、新システム「KSK2」は、その壁を粉々に壊します。
AIが法人税、所得税、さらには相続税や海外取引まで、すべてのデータを「横断的」に分析するようになるのです。
・「会社の経費で落としているけれど、社長個人の生活費じゃないか?」
・「数年前の相続税申告で出てきた資産と、今の法人の動きに矛盾はないか?」
これまでは「見逃されていた」かもしれない小さなズレが、AIによって瞬時に「異常値」として検出される。そんな時代が、あと5か月でやってきます。
「無理です」と諦めるか、「先回り」して動くか
多くの税理士は「AIで厳しくなるから、とにかく守りを固めましょう(=経費を減らしましょう)」と言うかもしれません。しかし、丸山会計の視点は少し違います。
「AIがデータで判断するなら、そのデータに『納得感のある解説』を添えてあげればいい」
これが、私たちが考える「攻めの視点」です。 AIは数字の異常には敏感ですが、その裏にある「経営のストーリー」までは読み取れません。
・「なぜ今期は修繕費が突出して多いのか?」
・「なぜ親族への支払額が変動したのか?」
これらを、調査官が来る前に「(説明書類)」として申告書に添えておく。
AIが「おや?」と思った瞬間に、その理由が論理的に説明されていれば、不必要な臨場調査(家や事務所への来訪)を避けられる可能性が格段に高まるのです。
実務家からのアドバイス:今、準備すべきこと
KSK2の始動に向けて、今からできることはシンプルですが強力です。
- 「公私の区別」をこれまで以上に明確に: AIは個人の通帳と法人の動きをセットで見てきます。
- 「異常値」に理由をつける: 突発的な出費や大きな取引には、必ず証憑と「なぜそれが必要だったか」のメモを残してください。
- 「過去の申告」との整合性をチェック: 法人・個人・相続。全ての申告が一本の線でつながっているか、一度俯瞰して確認しましょう。
「別の視点」で安心を
「今の顧問税理士さんは、KSK2の話をしてくれない……」 「AIがチェックしても問題ないと言い切れる自信がない」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度丸山会計事務所へご相談ください。私たちは、数字の裏にある「あなたの想い」を正しく税務当局に伝えるプロフェッショナルです。
顧問税理士さんとは別の、セカンドオピニオンとしての視点が、あなたの資産を守る最後の手だてになるかもしれません。
いつでも、名古屋の「丸山会計」がお話を伺います。
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この記事の監修
税理士
丸山会計事務所代表 丸山 和秀(1986年生まれ)
税制支援20年以上、不動産税務、事業承継&M&A、法人資産税、設備投資時の優遇税制を得意とする。
「ともに未来を描く」を経営理念として、お客様と一緒に未来を描くことができる、提案型の“攻める税理士”として、経営ビジョンやニーズに寄り添い、適切なタイミングで、お客様のお悩みを解決するご提案を行う。


